教育方針園の特色
創設の精神
幼児教育の重要性から神戸市最初の須磨ニュータウン高倉台に地域住民の願いと神戸市の要請を受けて昭和48年、行吉國晴理事長が設立。地域に根差した教育機関として、大学の指導や協力を得て、常に幼児教育の充実・向上を目指して努力している。あたたかい人間尊重の精神と誠実に生きる真心を育むことが教育の根底となっている。
本園の教育
創立の精神をふまえ、学校教育法に基づいて、幼児に適した環境を整え、身体の諸機能の調和的な発達を図る。個々の自主・自律・協同・感謝の精神を養い、豊かな情操の素地を培うとともに、思考力・想像力の芽生えを助け促し、人間形成の基礎を築くことを目的とする。なお、神戸女子大学の附属幼稚園として、教育実習と幼児教育研究にあたっている。平成21年より本学4回生(80名)が通年にて実習及び保育サポートを行っている。
保育の基本姿勢
- 幼児の心の安定を図ります。
- 幼児の主体的な活動、成し遂げた喜びを大切にします。
- 幼児一人一人の思いや自分なりの表現を大切に受け止めます。
- 子ども同士の関わりを大切にし、自主・自律・協同・感謝の気持ちや行動が身に付くように支えます。
学級編成2023年8月1日現在
0歳児 | 1歳児 | 2歳児 満3歳児 | 3歳児 | 4歳児 | 5歳児 | 計 | |
人数 | 2 | 3 | 7 | 43 | 42 | 55 | 157 |
未就園児にこにこクラブ
人数 | 19 |
職員組織2023年5月1日現在
職名 | 理事長 | 園長 | 主幹 | 教諭 | 事務 | 保健 | 管理栄養士 | 非常勤教諭 | 技術職員 | 園医 | 調理員 |
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人数 | 1 | 1 | 2 | 11 | 1 | 1 | 2 | 13 | 2 | 3 | 7 |
教育目標
やさしい心をもち、主体的に行動する子どもをめざして
具体的な子どもの姿
- 健康で明るくすこやかな子ども
- 思いやりのあるやさしい子ども
- 友達と楽しく遊ぶ子ども
- 創造性豊かな子ども
- よく聞きよく考えて、自分の思いを表現する子ども
年齢別 教育・保育目標
0歳児
- 保育教諭に親しみ、安心して過ごす。
- 周りの人や物に興味をもち、見たり触ったりしようとする。
1歳児
- 保育教諭や友達に親しみ、園生活に安心感をもつ。
- 好きな遊びを見付けて遊ぼうとする。
2歳児
- 先生や友達に親しみ、園生活を楽しむ。
- 感じたことや考えたことなどを自分なりに表現しようとする。
3歳児
- 園生活に慣れ、保育教諭や友達に親しみながら安心感をもつ。
- 保育教諭や友達と好きな遊びを見付け、喜んで遊ぼうとする。
- 身近な草花や小動物に親しみをもつ。
- 必要な生活習慣を知り、自分でできることは自分でしようとする。
4歳児
- 自分の思いを保育教諭や友達に伝えながら遊ぼうとする。
- 気の合う友達と一緒に好きな遊びを思う存分楽しもうとする。
- 友達の言葉や行動を受け止めながら自分の思いも様々な方法で実現する。
- 身近な草花や小動物に興味をもち、親しみをもって関わろうとする。
- 日常生活に必要な生活習慣を身に付け、園での生活の流れが分かってくる。
5歳児
- 自分なりの課題を見付け、友達と一緒に試したり、工夫をしたり表現したりしながら好きな遊びを進めていこうとする。
- 友達と共通の目的をもち、それぞれの考えを伝え合いながら力を合わせて遊びを進めていこうとする。
- 目的に向かって遊びに取り組み、やり遂げた満足感や充実感を味わう。
- 身近な自然に自分から関わり、遊びに取り入れたり、生命の尊さに気付いたりする。
- 遊びや生活のきまりを考え合い、自分達で園生活を進めていこうとする。